『ブラジリアン柔術に力は必要か』
よく聞かれますのが、「ウエイトトレーニングはした方がいいですか?」「プロテインは飲んだ方がいいですか?」とうことです。
この質問には、「した方がいいと思いますが、私はあまりやっていません。」「飲んでもいいですが、私はごくたまにしか飲みません。」とお答えしています。正直にお話ししています。
私の師である、マルコ・バルボーザは「力はあった方が良い。」と言っていました。
たしかに、同じ技術力の相手ならば力があった方が勝負を制すると思います。
だけど、力だけでは勝てないのがブラジリアン柔術なのです。力任せに相手を組み伏せようとしても、その力をいなされて返されてやられてしまう、ブラジリアン柔術の醍醐味というか、特徴かもしれません。
力はあるに越したことはないのですが、ないならないなりに他のことでカバーをすればいい、と私は考えています。
プロテインも筋力アップのためにはもちろん、アミノ酸やクエン酸など疲労回復のために飲むようにするといいと思います。
力も筋力も体力も、すべてあった方が良いとは思いますが、テクニックを一つでも多く学んで身につけることのほうが、強くなる近道だと思います。
スパーリングも、徐々に本数を増やして連続してできるようになれば自然とスタミナや体力もアップしていくと思います。
最初は無理をせず、徐々にできることを増やしていけば、1年後、とても強くなっている自分を実感することができるはずです。
とにかく最初は楽しむことから始めましょう!