「あまり力がなくても大丈夫です。」
「年齢もそんなに関係ありませんよ。」

「体力に自信がない方でも大丈夫です。女性もやっていますよ。」

よく、お電話やメールでお問い合わせをいただく際に「年齢的に大丈夫でしょうか?」「運動経験がなく体力に自信がないのですが・・・」と聞かれることが多いです。何かを始めようと思ったときに、それがまったく経験のない格闘技だったら、誰もが思うことだと思います。不安や疑問に思って当然だと思います。
そして、そう聞かれた時には上記のようにお答えしています。

最近は女性会員さんも増えてきましたし、運動経験のない方や40歳を超えている方もたくさんみえます。スパーリングや試合などを強制することもありませんので、自分のペースで練習していただいています。

ブラジリアン柔術は、発祥を辿ると『小柄で喘息持ちであった創始者であるエリオ・グレイシーが、自分の身を守り、体格や力の上で劣る相手でも勝てるように考案されたのがグレイシー柔術、すなわちブラジリアン柔術である。』とあります。


(エリオ・グレイシー氏と私。日付を見ると2000年。17年前の写真です。)

力の弱い小柄な人でも、自分より大きい相手をコントロールできるのが柔術です。そういうところが、護身にも優れているといわれる所以だと思います。

しかし、同じくらいの体格、年齢、技術(の習得状況)の相手だったらどうでしょう。そこはやはり、「力」の差が出てくると思います。
最近は、師であるバルボーザも「力は、あった方が良い。」と言います。わたしも、「無いよりはあった方がいい。」と思います。でも、力がなくても練習をしていれば少しずつでも自然についてきます。
無理に筋トレや補強を強要するわけではありません。プロテイン等も、必ず飲まなくてはいけないわけではありません。
筋トレや補強が好きな方はどんどんしてください。力があるに越したことはありません。
もちろん一番大事なことはテクニックを学んで反復練習、そしてスパーリングで実践することですが、道場に来る時間がなかったり、怪我などで道場に来れない時は、無理のない範囲で筋トレすることも良いと思います。

道場にも、トレーニングジムのような設備はありませんが、懸垂バーや綱登りロープ、ケトルベルやベンチなどありますので、ご自由にお使いください。

 

 

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