競技以外のブラジリアン柔術は、暴れる相手・自分を襲ってくる相手をコントロール・拘束し、関節技を極めたり絞め技を使って参ったさせること・戦意を喪失させること つまり自分自身の身を守ることに重点を置いています。
けして相手を必要以上に傷つけるため、ましてや死に至らしめるためのものではありません。

しかし、関節技や絞め技は相手を壊したり、死に至ることもあることを忘れてはいけないと思います。
ですので、道場では早めのタップをするようメンバーには話していますし、必要以上に技を極め続けるようなことは許していません。
一緒に練習する仲間がいてこそのブラジリアン柔術です。仲間にリスペクトをもって、ともに強くなっていってほしいと私は願っています。

 

福住柔術に見学・体験に来てくださる方は、ブラジリアン柔術を知っている方がほとんどですが、あまり知らないという方には、「自分自身を守るため・大事な人を守るためにも、柔術は役に立つことがたくさんあります。」とお話させていただいています。競技としての柔術はもちろん、護身術としての柔術についても説明しています。

体験に来てくださった初心者の方や女性の方には、護身術に重点をおいたテクニックをいくつか説明するようにしています。自分の身を守るためにも、ブラジリアン柔術はとても役に立つんだということを実感していただくためです。
まったく経験のない方にガードからの腕十字や、三角絞めなどを体験時に説明することはほとんどありません。基本の技ですが、これらを説明するのは入会していただいた後にしています。

体を動かしてストレス解消、運動不足解消、そして護身(セルフディフェンス)すべてがブラジリアン柔術でできるのです。
なにより、一緒に練習する仲間ができて楽しみながら強くなれることが、ブラジリアン柔術の一番の魅力です。

暖かくなり、運動がしやすい季節です。ブラジリアン柔術、おすすめです!

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