ブラジリアン柔術は、相手がいてこその競技、対人競技です。他の格闘技に比べれば怪我が少ない、リスクは少ないとはいえ、格闘技は格闘技。怪我をするときはあります。だけど、格闘技やブラジリアン柔術に限らず、どんなスポーツでも怪我はつきものです。どんなに気を付けていても、怪我をしてしまうときもあります。
だけど、気を付けていれば防げる怪我もあります。タップ(参った)を早めにすることで怪我を防ぐことができます。タップは恥ずかしいことではありませんので、スパーリングでは必ず早めのタップをこころがけてください。
そして、実際怪我をした時はどうするか。もちろん、安静にして怪我の回復を待つことも大事です。だけど、休むのも逆にストレスが溜まる・・・ウズウズして仕方ない・・・ということもよく聞きます。
そういう時は、道場に来てレッスンを見るだけでも良いと思います。仲間のスパーリングを外から見ることによって気付くこともたくさんあると思います。
道場に来て、仲間と話すことでストレスの緩和にもなるかもしれません。
また、怪我の個所や度合いによっては軽めにトレーニングをしたり、体重の軽い相手とポジションを決めてスパーリングも出来るかと思います。
他にも、教則DVDや動画などで技の研究をしたり、教則本でテクニックを学んだり、怪我をしていてもできることはたくさんあると思います。
長くブラジリアン柔術を続けてほしいからこそ、怪我としっかり向き合って、無理をせず自分の体を労わって欲しいと思います。