11月23日、勤労感謝の日で祝日でしたが、福住柔術にて「関節技の鬼 藤原組長関節技セミナー」を開催しました。
言わずと知れた、昭和のプロレスを代表する藤原組長のセミナーは、あまり大々的に告知をしていないにも関わらずたくさんの方が参加してくださいました。
セミナー後の組長を囲んでの打ち上げにもたくさんの方に来ていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました!
さて、なぜ今回、ブラジリアン柔術の道場でプロレスラーのセミナーを開催したのか。不思議に思った方も多いかも知れません。
一番の理由は、私は昔からプロレスが好きで組長の大ファンであり、7月に開催された九州でのセミナーでお人柄に惹かれたことです。そんな素晴らしい組長をみんなに知って欲しかったのです。
そしてもう一つの理由は、格闘技は本来痛い・怖い・危ないものである、ということを知って欲しかったのです。
ブラジリアン柔術にはルールや禁止技が多いのですが、柔術の試合では使えない・使ってはいけないテクニックも今回たくさん教えていただきました。
藤原組長の教えてくださるテクニックは1つ1つが全てが痛いのです。そこがわたしが教えている柔術には足りないところだと感じていました。
確かに柔術は怪我等が他の格闘技に比べ少なく、老若男女誰でも出来るのが素晴らしいのですが、本来格闘技とはこういうものなのだということをみなさんに知ってもらいたかったのです。
格闘技とは自分の意思で相手を傷つけることも、もしかしたら殺してしまうことも出来るのです。やる覚悟、やられる覚悟、もっと言うならば殺る覚悟、殺られる覚悟が必要なのです。
そして、必要以上に相手を傷つけることなく参ったをさせる、ブラジリアン柔術の本来の目的を再認識して欲しかったのです。
今回の藤原組長のセミナーは痛さ、怖さ、危なさが十分に伝わる素晴らしい内容でした。
そして組長のお人柄もありユーモアいっぱいの笑い声と悲鳴の絶えない本当に楽しい時間を過ごせました。
藤原組長、ありがとうございました!
また、今回もGRIP柔術の長谷川さんにセミナーの写真を撮影していただきました。ありがとうございました。
セミナーの様子はこちらとこちらです。
とても楽しい雰囲気が伝わると思います。