ブラジリアン柔術は、他の打撃系などの格闘技に比べたら、比較的怪我は少ないと思います。
ですが、やはり対人競技なので怪我は絶対にないとは言い切れません。

わたしも、大怪我をすることは少ないのですがちょくちょく怪我をします。擦り傷や切り傷、打ち身などはしょっちゅうです。 私の妻は、スパーリング中や試合の時に手や足の指の骨を折って、全治1~2ヶ月の怪我を負ったこともあります。(完全に妻の不注意による怪我であり、相手がタップしても離してくれなかった、とかではありません。)
あとは、柔術をきっかけに慢性的な痛みがあちこちに出る方もいるかと思います。膝だったり腰痛だったり、肩だったり手首足首は、痛みが出る方が多いように思います。

怪我をすると日常生活にも支障が出て、しかも骨折など完治までに時間がかかる怪我の場合はその期間練習もできず、ストレスも溜まってしまいます。
突発的な事故による怪我を防ぐことは難しいかもしれませんが、大怪我をしないよう練習やスパーリングをする前にはかならずウォーミングアップをしてください。準備運動をせずにいきなり体を動かすのは、怪我をする原因のひとつです。
そしてもうひとつ大事なことは、「タップ(参った)を我慢しない。」ことです。スパーリング中につい熱くなるあまり、タップを我慢してしまうと事故につながってしまいます。スパーリングはあくまでも練習ですので、タップすることも練習だと考え我慢せずどんどんタップしてください。

ウォーミングアップをしたり参ったを我慢しないことで怪我を最小限に抑えることはできますが、完全になくすことはできません。対人競技である以上、怪我のリスクは少なからずあります。
ですが、サッカーにしても野球にしても、どんなスポーツにも怪我はつきものです。何かスポーツを始めようと思っても怪我のリスクを考えるのであれば、数ある競技の中で選択肢はぐっと減ってしまうと思います。
会員さんの中には、公務員の方や警察官、消防士、お医者さん、いろいろな職業の方がみえます。怪我をしたくない、というのは皆さん同じです。ですが怪我をしたくないから柔術をやらない、という方は当たり前ですが一人もみえません。


大事なことは怪我をしないよう準備運動をすることと参ったを我慢しないこと。そしてスパーリング相手にも仕事や生活があるということ。怪我をしない・させない。
お互いを思いやることが一番の怪我防止になるのだと思います。